現代では、外国人患者さんに接する機会のある医療従事者の方も多いのではないでしょうか?
この記事では、そんな医療従事者の方のために、医療英語の単語集や会話例文集を様々なシチュエーションごとにご紹介していきます。
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「非常にまれですが」を英語で言うと?
《例文1》
医師:On rare occasions, we see the recurrence of this type of cancer.
(非常にまれですが、このがんは再発することがあります。)
患者:I see, but hopefully not.
(そうなんですね。でもそうならないことを願います)
《例文2》
医師:On rare occasions, you will experience fever with this medication.
(非常にまれですが、この薬で発熱することがあります。)
患者:I understand.
(わかりました。)
《例文3》
医師:On rare occasions, we have to change the plan during surgery.
(非常にまれですが、手術中に方針を変えることがあります。)
患者:Please do whatever you think is the best.
(先生が一番だと思う方針でお願いします。)
《解説》
“On rare occasions”(非常にまれですが)、
この表現は、治療方針や病状を説明するときに頻用されます。
通常の治療経過から外れて予測される事態を説明する際に前置きすることで、
「まれである」ことを強調でき、患者さんに余計な不安を与えずに予測される事態を伝えられるので有用です。
“On rare occasions”で始めることで、
その後に続く内容のインパクトを和らげる効果があります。
使用できる場面は限られますが、便利な表現ですので、ぜひ使ってみてください。
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