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【医師の英語】「再確認しましょう」医療英語ワンフレーズ#125

  • 医療英語ワンフレーズ

現代では、外国人患者さんに接する機会のある医療従事者の方も多いのではないでしょうか?
この記事では、そんな医療従事者の方のために、医療英語の単語集や会話例文集を様々なシチュエーションごとにご紹介していきます。
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「再確認しましょう」を英語で言うと?

《例文1》
看護師:Is this dose correct?
(この用量で大丈夫でしたか?)
医師 :Let’s double-check.
(再確認してみましょう)

《例文2》
医師:Have you sent this medication to their pharmacy?
(この薬を患者さんの薬局に処方してありますか?)
看護師:Yes, but let me double-check.
(はい、でも再確認しますね)

《解説》
“double-check(double check)”の表現を学びましょう。これは医学以外でも幅広く使われる英語表現なので、
すでに知っている方も多いと思います。
日本語でも「ダブルチェック」という言葉はそのまま使われますよね。
ただ、日本の医療現場で「ダブルチェック」と言ったとき、「2人が同時にチェックする」
という意味で使われることが多いかと思います。英語の場合はちょっとニュアンスが異なります。

ケンブリッジ辞典では、“To make certain that something is correct or safe, usually by examining it again.”
(もう一度調べることによって、何かが正しいのか問題がないのかを確認すること)と記載がありますが、
「正しいかどうかを、チェックすることで確かめる」といったような意味になります。
“double-check”を聞かない日はないくらい、医療現場で頻用されている表現です。
意味としてはほぼ同じなのですが、さらに“extra”な表現として
“double-check”の上の“triple-check”なんて言うこともあります。


米国内科医山田悠史先生

この記事の執筆者
松浦 有佑先生

ワシントン大学/シアトル小児病院、小児科発達行動学フェロー

岐阜大学医学部卒業
岐阜大学医学部卒業後、初期研修を経て横須賀米海軍病院でフェローとして勤務。2021年からNYマウントサイナイ大学病院で小児科レジデントを行い、同時にジョンズホプキンス大学院で公衆衛生修士課程を開始。2024年両方修了し同年7月より現職に就任。

本格的な医療英語を学びたい医師・薬剤師・医学生のための医療英語学習プログラム(米国内科医・山田悠史監修)をオンラインで開講しています。3ヶ月で全13回、模擬診療・論文読解・プレゼン発表などを集中的に学べる実践的プログラムです。


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