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【医師の英語】「(計画は)バッチリだね」医療英語ワンフレーズ#141

  • 医療英語ワンフレーズ

現代では、外国人患者さんに接する機会のある医療従事者の方も多いのではないでしょうか?
この記事では、そんな医療従事者の方のために、医療英語の単語集や会話例文集を様々なシチュエーションごとにご紹介していきます。
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「(計画は)バッチリだね」を英語で言うと?

《例文1》
医師1:Let’s aim for 3 pm.
(午後3時を目標にしましょう)
医師2:Sounds like a plan!
(了解です!)

《例文2》
That sounds like a plan to me!
(私は良いと思います!)

《例文3》
We’ll meet here at 8 am tomorrow?
(明日はここで午前8時に集合でしたっけ?)
It sounds like a plan!
(そうです!)

《解説》
今回紹介した“sounds like a plan” を、単語を追いかけて日本語に直訳してしまうと
「計画のように聞こえる」となり、意味がよくわからなくなってしまいます。
実際には、「その計画は良さそう!」「賛成!」と同意を示す表現です。
“plan”の前に“good”“great”を補うと、意味が見えやすくなるかもしれません。

英語の口語表現の中で自然発生的に生まれてきたフレーズといわれており、聞いたことがないとわかりにくいかもしれませんが、米国にいると本当によく耳にするフレーズです。
“Sounds good to me.”“That works for me.”などと言ってもいいところですが、
英語は繰り返しを好まない言語なので、同じ意味のフレーズを何通りも覚えておいて損はないでしょう。
なお、例文のように、冒頭に“That”“It”を付けて前に言われた内容を受けたり、
最後に“to me”と付けて用いたりすることもできます。

“Sounds good.”(いいですね)という表現は皆さんご存じだと思いますが、
併せて“Sounds like a plan.”も使えれば、より「こなれた」英語になると思います。
ぜひ、マスターしてください。


米国内科医山田悠史先生

この記事の執筆者
山田 悠史先生
マウントサイナイ医科大学 老年医学科 アシスタントプロフェッサー
慶應義塾大学医学部卒業
東京医科歯科大学医学部附属病院で研修。2015年に渡米し、米国内科専門医を取得。
現在マウントサイナイ大学病院老年医学・緩和医療科に所属。
NPO法人APSARA常務理事。2021年にめどはぶを設立、代表を務める。
近著:
最高の老後(2022)、健康の大疑問(2023)、老年医学のトビラ(2025)

本格的な医療英語を学びたい医師・薬剤師・医学生のための医療英語学習プログラム(米国内科医・山田悠史監修)をオンラインで開講しています。3ヶ月で全13回、模擬診療・論文読解・プレゼン発表などを集中的に学べる実践的プログラムです。


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