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【医師の英語】「痛みに強い」医療英語ワンフレーズ#20

  • 医療英語ワンフレーズ

現代では、外国人患者さんに接する機会のある医療従事者の方も多いのではないでしょうか?
この記事では、そんな医療従事者の方のために、医療英語の単語集や会話例文集を様々なシチュエーションごとにご紹介していきます。
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「痛みに強い」を英語で言うと?

医師:I see you are in pain.
(痛みがありそうですね)
患者:Yes, it’s really bad. I have a high pain threshold.
(はい、とてもひどい痛みです。痛みに強いほうなのですが)

threshold”は「閾値」を意味する単語で、“pain threshold”は「痛みの閾値」という意味になります。

high pain threshold”は「痛みの閾値が高い」、つまり「痛みに強い」という意味です。似た表現に“tolerance”というものもあり、同じく「閾値」を意味します。厳密には“threshold”は「痛みを感じ始める境界」を指し、“tolerance”は「何とか我慢できる痛みの境界」を指しますが、いずれも同じような文脈で使われます。

《例文1》
He has a really high pain threshold.
(彼は非常に痛みに強いです)

《例文2》
She said her pain was 20 out of 10. She may have a low pain threshold.
(痛みは10点満点中20点だそうです。彼女は痛みに弱いのかもしれません)

「痛みの閾値」は人それぞれですが、米国では患者の人種的・文化的な背景がさまざまで、日本よりもさらに個人差が大きい印象です。日本では麻酔なしで行われる手技が全身麻酔で行われたり、オピオイドの処方のハードルが低かったりと、臨床現場では痛みに対するアプローチの違いが見受けられます。

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