現代では、外国人患者さんに接する機会のある医療従事者の方も多いのではないでしょうか?
この記事では、そんな医療従事者の方のために、医療英語の単語集や会話例文集を様々なシチュエーションごとにご紹介していきます。
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「秘密は守られます」英語で言うと?
医師:Anything we talk about will be kept confidential.
(ここで話すことの秘密は守られます。)
医師や看護師の皆さんには、診察で知り得た患者さんの情報を守秘しなくてはならないという義務がありますよね。診察では、患者さんにとってセンシティブな内容や、デリケートな内容について尋ねる場面もあります。
そんなとき、患者さんに「秘密は守られますよ」と一言伝えることができると、安心して話してもらえます。
いくつか文法や語彙のポイントを解説します。
ポイント① Anything S V
anything S Vで「SがVするものは何でも」という意味です。
ここではanything we talk aboutとなっていますから「私たちが話すことは何でも」という意味になります。
ポイント② keep O C
keep O Cの形で「OをCのままにしておく」「OをCの状態で保つ」という意味です。
SVOCの第五文型で、次のような形で使われます。
・I always keep my kitchen clean.
(私はいつもキッチンをきれいにしている。)
・Please keep the door open.
(ドアは開けたままにしておいてください。)
ポイント③confidential
「秘密の」「極秘の」「社外秘の」といった意味のフォーマルな単語です。
以上のポイントをまとめて直訳すると次のような和訳になります。
Anything we talk about will be kept confidential.
(私たちが話すことは何でも秘密の状態のまま保たれます。)
→ここで話すことの秘密は守られます。
今回は詳しく文法解説をしましたが、便利なワンフレーズは丸暗記がおすすめです。
文法をざっと理解したら、スラスラ言えるまで練習してくださいね!
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