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【医師の英語】「息苦しさはありますか」医療英語ワンフレーズ#58

  • 医療英語ワンフレーズ

現代では、外国人患者さんに接する機会のある医療従事者の方も多いのではないでしょうか?
この記事では、そんな医療従事者の方のために、医療英語の単語集や会話例文集を様々なシチュエーションごとにご紹介していきます。
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「息苦しさはありますか」を英語で言うと?

《例文1》
患者:I have a lot of phlegm in throat and cough.
(痰や咳がよく出ます)
医者:Do you have a fever or trouble breathing?
(熱や息苦しさはありますか?)

《例文2》
医者:Please call our office or emergency room immediately if you experience trouble breathing.
(もし呼吸苦が出てきた場合は、私のオフィスまたは救急外来にすぐ連絡してくださいね)

《解説》

今回は患者さんとの会話でよく使われる「~に問題があります(~がよくできません)」ですが、
これは簡単な表現の“have trouble ~ing”で表すことができます。

“have trouble breathing”(呼吸が苦しい)以外にも、“have trouble seeing at night”(夜になるとよく見えない)、
“have trouble falling asleep”(よく寝付けない)などシチュエーションに合わせてさまざまな言い方が可能で、かつ文法も簡単で使い勝手が良く、とても便利です。ややカジュアルなので、口語表現として使われることが多いです。

「呼吸苦」のその他の表現もお伝えしましょう。
非医療者、医療者間どちらでも通じる表現として“shortness of breath”がよく使われます。
“Do you have shortness of breath?”(呼吸苦がありますか?)と口語的に使うこともあれば、カルテ上に略語として“SOB (Shortness Of Breath)”と記載されることも多いです。

正式な医療用語としては“dyspnea”となりますが、医療者以外には通じません。カルテやレポートなどのフォーマルな際に使われることが多い印象です。

“have trouble ~ing”と「呼吸苦」のさまざまな表現方法をマスターしてください。

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