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【医師の英語】「服用禁忌」医療英語ワンフレーズ#113

  • 医療英語ワンフレーズ

現代では、外国人患者さんに接する機会のある医療従事者の方も多いのではないでしょうか?
この記事では、そんな医療従事者の方のために、医療英語の単語集や会話例文集を様々なシチュエーションごとにご紹介していきます。
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「服用禁忌」を英語で言うと?

《例文1》
薬剤師:Hi Dr. Smith, the patient has a history of angioedema and ACE are contraindicated .
(スミス先生、患者さんは血管浮腫の病歴があるのでACE剤は服用禁忌です)
医師:Oh okay, let’s change the med then.
(そうか、では、処方を変えましょう)

《例文2》
A bleeding disorder is a contraindication for taking aspirin.
(出血性疾患はアスピリンの服用禁忌です)

《例文3》
Are steroids contraindicated in cancer? ?
(ステロイドはがん患者に服用禁忌でしょうか?)

《解説》

薬剤を処方するときにお馴染みの「適応」という表現。英語では“indication”で表現します。
これに「反対、逆」の接頭語である“contra”を付けた“contraindication”が「禁忌」という意味になります。形容詞的に“contraindicated”として使う場合もあります。

米国の場合、添付文書に記載されている警告は3段階あります。
注意:warnings and precautions
禁忌:contraindications
最大級の警告:boxed warning(black box warning)

“black box warning”とは文字どおり「黒枠で囲まれた警告」であり、
添付文書の一番初めに強調して記載されている、特筆すべき警告です。
ちなみに、添付文書は“package insert”といいます。
これも文字どおりで、「パッケージに挿入(insert)されたもの」だからですね。

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スマホからでもすぐに見つけられるよう、普段から準備をしています。

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