無料個別相談を予約する

【医師の英語】「コンサルしてもらっていいですか」医療英語ワンフレーズ#118

  • 医療英語ワンフレーズ

現代では、外国人患者さんに接する機会のある医療従事者の方も多いのではないでしょうか?
この記事では、そんな医療従事者の方のために、医療英語の単語集や会話例文集を様々なシチュエーションごとにご紹介していきます。
——-
めどはぶでは、医療英語を学びたい医師・薬剤師・医学生のための医療英語学習プログラム(米国内科医・山田悠史監修)をオンラインで開講しています。

「コンサルしてもらっていいですか」を英語で言うと?

《例文1》
医師 1:I think the cardiologist should be on board. Could you make a referral ?
(循環器医に関わってもらった方がよさそうですね。コンサルトしてもらえますか?)
医師 2:Okay, will do.
(了解しました)

《例文2》
医師:I will make a referral to an ophthalmologist since your eyesight is worsening.
(視力が低下しているので、眼科医に紹介しておきますね)
患者:Thank you so much.
(ありがとうございます)

《解説》
病院内外において、他科紹介、またはコンサルトすることはしばしばあるかと思います。
そんなときに使ってほしい表現が“make a referral”です。
たとえば、上司から「〜科に他科紹介しておいてもらえる?」と言われた際には“Okay, I will make a referral to~”
と言うことで、「わかりました。〜科に紹介(コンサルト)しておきますね」と返答します。

日本ではあまり大きな違いはないかもしれないのですが、
英語ではコンサル“consultation”と他科紹介“referral”のニュアンスが微妙に異なり、
“consultation”は一般的に入院患者でのコンサル、“referral”は外来での紹介で使用する場面が多い印象です。
入院病棟での場面では“I will consult〜”で使用します。ちなみに、紹介状は“referral letter”といいます。


米国内科医山田悠史先生

この記事の執筆者
松浦 有佑先生

ワシントン大学/シアトル小児病院、小児科発達行動学フェロー

岐阜大学医学部卒業
岐阜大学医学部卒業後、初期研修を経て横須賀米海軍病院でフェローとして勤務。2021年からNYマウントサイナイ大学病院で小児科レジデントを行い、同時にジョンズホプキンス大学院で公衆衛生修士課程を開始。2024年両方修了し同年7月より現職に就任。

本格的な医療英語を学びたい医師・薬剤師・医学生のための医療英語学習プログラム(米国内科医・山田悠史監修)をオンラインで開講しています。3ヶ月で全13回、模擬診療・論文読解・プレゼン発表などを集中的に学べる実践的プログラムです。


PAGE TOP