現代では、外国人患者さんに接する機会のある医療従事者の方も多いのではないでしょうか?
この記事では、そんな医療従事者の方のために、医療英語の単語集や会話例文集を様々なシチュエーションごとにご紹介していきます。
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「コンサルしてもらっていいですか」を英語で言うと?
《例文1》
医師 1:I think the cardiologist should be on board. Could you make a referral ?
(循環器医に関わってもらった方がよさそうですね。コンサルトしてもらえますか?)
医師 2:Okay, will do.
(了解しました)
《例文2》
医師:I will make a referral to an ophthalmologist since your eyesight is worsening.
(視力が低下しているので、眼科医に紹介しておきますね)
患者:Thank you so much.
(ありがとうございます)
《解説》
病院内外において、他科紹介、またはコンサルトすることはしばしばあるかと思います。
そんなときに使ってほしい表現が“make a referral”です。
たとえば、上司から「〜科に他科紹介しておいてもらえる?」と言われた際には“Okay, I will make a referral to~”
と言うことで、「わかりました。〜科に紹介(コンサルト)しておきますね」と返答します。
日本ではあまり大きな違いはないかもしれないのですが、
英語ではコンサル“consultation”と他科紹介“referral”のニュアンスが微妙に異なり、
“consultation”は一般的に入院患者でのコンサル、“referral”は外来での紹介で使用する場面が多い印象です。
入院病棟での場面では“I will consult〜”で使用します。ちなみに、紹介状は“referral letter”といいます。
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