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【医師の英語】「ケースバイケース」医療英語ワンフレーズ#122

  • 医療英語ワンフレーズ

現代では、外国人患者さんに接する機会のある医療従事者の方も多いのではないでしょうか?
この記事では、そんな医療従事者の方のために、医療英語の単語集や会話例文集を様々なシチュエーションごとにご紹介していきます。
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「ケースバイケース」を英語で言うと?

《例文1》
医師 1:Do you think we should use this new mediation as our standard of care ?
(この新薬を私たちの標準治療として使うべきだと思いますか?)
医師 2:I think it depends. It seems to have some side effects too.
(それはケースバイケースである[時と場合による]と思います。副作用もあるようですから)
医師 3: I agree. We should use it on a case-by-case basis.
(同感です。それはケースバイケース[臨機応変に、個別対応]で使うほうがよいと思います)

《例文2》
The side effects may vary from case to case.
(副作用は症例ごとに異なります)

《解説》
日本語における「ケースバイケース」という表現には、多少意味が異なる2種類の使用方法があると思います。
会話例の2番目の医師は、「質問に対する明確な単一の答えがないとき」の返答として
「(物事の判断は)時と場合による」という意味で、「ケースバイケース」を動詞的に使っています。
この意味を自然に英語にすると、“it depends (on something)”となります。

一方で、3番目の医師は「ケースバイケース」を「臨機応変に[使う]」と副詞的に使っており、
この場合は英語でもそのまま同じ表現で“on a case-by-case basis”となります。
英語で“case-by-case”と表現する場合は、この慣用句としての副詞的な使い方が圧倒的に多いのです。

類似表現として、《例文2》のように“case to case”という言い方もできます。

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