現代では、外国人患者さんに接する機会のある医療従事者の方も多いのではないでしょうか?
この記事では、そんな医療従事者の方のために、医療英語の単語集や会話例文集を様々なシチュエーションごとにご紹介していきます。
——-
めどはぶでは、医療英語を学びたい医師・薬剤師・医学生のための医療英語学習プログラム(米国内科医・山田悠史監修)をオンラインで開講しています。
「任せます」を英語で言うと?
《例文1》
医師1:I would like to discuss the treatment options with the patient.
(治療方法について患者さんと話をしたいと思うのですが)
医師2 :Sure thing, I’ll leave it to you.
(もちろんです。あなたに任せますよ)
《例文2》
Please leave it to me.
(私に任せてください)
《例文3》
I’ll leave it to you whether you start the medication today or not.
(この薬を今日から飲み始めるかどうかは、あなたにお任せします)
《解説》
“leave”には「離れる」や「置いておく」といった意味がありますが、これに関連して「任せる」という意味もあります。同じく“leave”の動詞を使って「仕事を託す」といったイメージで、
“I’ll leave it to you.”または“I’ll leave it in your hands.”あなたにお任せします)といったように使います。
また、何か仕事を進めてもらうような状況では、“Please go ahead.”(どうぞ進めてください)という表現もよく使われます。また、「仕事を引き継いでもらう」といった状況では、“Over to you.”(よろしく)という表現もよく使われますが、目上の人にはやや失礼に当たるので注意しましょう。
「任せる」という意味の表現には、“It’s up to you”というものもあります。これは「あなた次第です」と訳されることが多いですが、言い方によっては突き放した表現にも聞こえてしまうため、使う際には注意が必要です。
上の表現にも出てきた“hand”を使って「仕事を託す」というイメージで、“It’s in your hands now.”(今からお任せします)という言い方も可能です。
■医師・薬剤師・医療系学生の為の医療英語学習プログラムはこちらから■
本格的な医療英語を学びたい医師・薬剤師・医学生のための医療英語学習プログラム(米国内科医・山田悠史監修)をオンラインで開講しています。3ヶ月で全13回、模擬診療・論文読解・プレゼン発表などを集中的に学べる実践的プログラムです。