現代では、外国人患者さんに接する機会のある医療従事者の方も多いのではないでしょうか?
この記事では、そんな医療従事者の方のために、医療英語の単語集や会話例文集を様々なシチュエーションごとにご紹介していきます。
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「お大事に」を英語で言うと?
《例文1》
患者:Thank you, doc.
(先生、ありがとうございました)
医師:Of course. I’ll see you in a month. Take care.
(1ヵ月後にまた来てください。お大事に)
《例文2》
I hope you feel better soon.
(早く良くなるといいですね)
《例文3》
Take care of yourself and have a wonderful rest of your day.
(お体に気を付けて、素晴らしい一日をお過ごしください)
《解説》
診察の終わり際に、日本では「お大事に」と言うことが多いかと思いますが、
英語では何と言えばよいでしょうか?
ここで言う「お大事に」は必ずしも患者さんが体調不良というわけではなく、
「お元気で」「さようなら」といった意味合いで使う場合がほとんどでしょう。
それに相当する英語は“take care”です。
“take care”は日常会話でも頻繁に使われる別れ際のあいさつで、
「お元気で」「気を付けてね」という意味になります。
一方、体調不良の同僚や、急な症状の悪化で来た患者さんといった「明らかに体調が悪い人」には、
“feel better”(元気になってね)や、“I hope you feel better soon.”(早く良くなるといいですね)という
声掛けが適切でしょう。
患者さんへの別れ際のあいさつとしては、日常会話でも使われる表現も使うことができます。
たとえば、“See you.”(さようなら)、“Have a good day.”(良い一日を)、
“Have a wonderful rest of your day.”(素晴らしい一日をお過ごしください)
といった声掛けは、医療現場でもよく使われます。
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