現代では、外国人患者さんに接する機会のある医療従事者の方も多いのではないでしょうか?
この記事では、そんな医療従事者の方のために、医療英語の単語集や会話例文集を様々なシチュエーションごとにご紹介していきます。
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「健診で来院しました」を英語で言うと?
《例文1》
患者:I’m here for a check-up.
(健康診断のために来ました)
医者:Okay, do you have any specific concerns today?
(了解です。今日、とくに気になることはありますか?)
《例文2》
I’m here for my annual physical.
(年に1度の健康診断で来院しました)
《例文3》
He is here for a routine follow-up.
(彼は定期受診のために来院しています)
《解説》
“I’m here for a check-up.”は、患者さんが医師に対して、
「健康診断のために来院した」ことを伝えるフレーズです。
とてもシンプルな表現ですが、主訴を明確に伝えるための重要な表現でもあります。
何かを明確に伝えたいとき、表現はシンプルなほうがよく、
ミスコミュニケーションを避けたい医療現場ではとくに、このようなシンプルな表現が好まれます。
なお、健康診断は“check-up”と言ったり、《例文1》のように“annual physical”と表現したりしますので、
これらも併せて覚えておきましょう。
医師同士で患者の主訴について伝達する際には、“Mr. X presented with chest pain”のように、
“present with”というフレーズもよく使いますが、
そんな場面でも“Mr. X is here for chest pain”と表現してもまったく問題ありません。
このような「超基本」のフレーズをしっかりマスターすることで、
英語圏の医療機関でのコミュニケーションがより円滑になると思います。
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