現代では、外国人患者さんに接する機会のある医療従事者の方も多いのではないでしょうか?
この記事では、そんな医療従事者の方のために、医療英語の単語集や会話例文集を様々なシチュエーションごとにご紹介していきます。
——-
めどはぶでは、医療英語を学びたい医師・薬剤師・医学生のための医療英語学習プログラム(米国内科医・山田悠史監修)をオンラインで開講しています。
「アレルギーはありますか」を英語で言うと?
《例文1》
医師:Do you have any allergies?
(アレルギーはありますか?)
患者:Yes, I’m allergic to penicillin.
(はい、ペニシリンアレルギーがあります)
《例文2》
Are you allergic to any medication?
(薬に対するアレルギーはありますか?)
《例文3》
What kind of reaction did you have?
(どのような反応がありましたか?)
《解説》
医師でも看護師でも、患者さんにアレルギーを確認することが多いでしょう。
聞き方はシンプルで、“Do you have any allergies?”というフレーズがよく使われますが、ポイントは発音です。
日本語的に「アレルギー」と発音してしまうと、まず伝わりません。
“allergy”は、カタカナにすると「アァレジー」というような発音になります。
複数形では「アァレジーズ」です。
最初の「ア」にアクセントがあることに注意しましょう。
また、「○○にアレルギーがある」と言うときには、“allergic”という形容詞を使って、
“be allergic to ○○”という表現を使うと便利です。
ただし、形容詞になった際は「ア」ではなく「レ」にアクセントが来るのでその点も気を付けます。
アレルギーがあると言われた場合には、
“What kind of reaction did you have?”(どのような反応がありましたか?)や
“When did that happen?”(それはいつ起こりましたか?)
というような追加質問をして、詳細な情報を得ましょう。
なお、日本で毎年春に問題になる花粉症は、英語で“pollen allergy”もしくは“hay fever”といいます。
一緒に覚えておくと便利です。
■医師・薬剤師・医療系学生の為の医療英語学習プログラムはこちらから■
本格的な医療英語を学びたい医師・薬剤師・医学生のための医療英語学習プログラム(米国内科医・山田悠史監修)をオンラインで開講しています。3ヶ月で全13回、模擬診療・論文読解・プレゼン発表などを集中的に学べる実践的プログラムです。