現代では、外国人患者さんに接する機会のある医療従事者の方も多いのではないでしょうか?
この記事では、そんな医療従事者の方のために、医療英語の単語集や会話例文集を様々なシチュエーションごとにご紹介していきます。
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「鼻詰まり」を英語で言うと?
《例文1》
医者:Hi, how can I help you today?
(こんにちは、どうされましたか?)
患者:I have a stuffy nose and my eyes are really itchy.
(鼻が詰まっていて目がとても痒いです)
《例文2》
患者:Can you prescribe something to unblock my stuffy nose?
(鼻詰まりを解消できる薬を処方してくれませんか?)
医師:Okay, so you are saying you have a runny nose, stuffy nose, and frequent sneezing, correct?
(なるほど、鼻水、鼻詰まり、頻繁にくしゃみが出る、ということで合っていますか?)
《解説》
医療者であれば、「鼻詰まり」を訴える患者を一度は診察したことがあるでしょう。
とくに春や秋の季節の変わり目、または小児科外来においては年中かもしれませんね。
しかし日常で頻繁に使われる割には、日本であまり習わない英語表現ではないでしょうか。
“stuffy”は空気の通りが悪い、詰まった、といった意味の形容詞になり、
“I have a stuffy nose.”というフレーズで「鼻詰まりがある」という意味でよく使われます。
“stuffy nose”はカジュアルな表現で、患者や一般の方が日常的に使用します。
医療者同士で鼻詰まりの症状を伝える際は、
もう少し専門的な“nasal congestion”という表現を用います。
“He complains of nasal congestion.”は、
訳すと「彼は鼻閉を訴えています」といった感じでしょうか。
ちなみに、“unblock a nose”“unstuff a nose”“clear a nose”といった
さまざまな動詞によって「鼻詰まりを解消する」という表現になります。
「鼻詰まり」の1つをとっても、さまざまな表現や単語があることがわかります。
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